インフルエンザの流行と対策
- 健康・病気
2026.09.25
例年は、12月~3月ごろが流行シーズンといわれるインフルエンザですが、昨年(2025年)は9月末ごろから流行入りし、今年(2026年)はさらに早い8月中旬ごろからという、異例の早さで流行入りしています。
「まだ夏なのにインフルエンザ?!」、そんな声もたくさん聞こえてきます。
日本で感染症法が施行された1999年以降では、2009年に次ぐ2番目の早さの流行入りだとされています。
※前シーズンから通年で流行が続いていた2023年を除く
インフルエンザの特徴は、一般的なかぜの症状よりも強い全身症状が出やすいことです。
■主な症状
・38℃以上の発熱
・悪寒や寒気
・頭痛
・筋肉痛や関節痛
・強い倦怠感(だるさ)
※咳、のどの痛み、鼻水・鼻づまり、食欲低下など、かぜに似た症状を伴うこともあります。また、こどもでは吐き気や下痢、嘔吐などの症状が出ることもあります。
典型的に、感染してから1~4日ほどで急激に症状が強くなることがあります。
■からだへの影響
インフルエンザウイルスは主に呼吸器に感染しますが、免疫反応によって全身にも影響します。
・呼吸器
→ 気管支などに炎症を起こし、咳や痰、のどの痛みが出ます。
・全身
→ からだの炎症反応によって、発熱や筋肉痛、関節痛、強い疲労感などが起こります。
・脱水症状
→ 発熱や食欲の低下で水分が不足しやすくなります。特に高齢の方やこどもは注意が必要です。
・合併症
→ 症状の多くは、数日~1週間程度で改善しますが、肺炎や中耳炎、副鼻腔炎などを引き起こすことがあります。まれに、脳症や心筋炎など重い合併症が起こることもあります。
■予防法について
・外出後や食事の前の手洗い、うがい
・マスク着用(咳エチケット)
・こまめな換気
・適度な加湿
・バランスのよい食事と十分な睡眠
特に乳幼児、高齢者、妊婦、基礎疾患のある方は重症化への注意が必要です。
「なにもしていないのに息苦しい、呼吸が速い」
「胸の痛みがある」
「意識がぼんやりする、反応が鈍い」
「水分がほとんど摂れない、尿が極端に少ない」
「高熱が続く」
「かぜのような症状がいったん良くなってから再び悪化する」
「こどもで、けいれんや異常な言動がある」
など、気になる症状のある方は、まずはお近くの内科医(主治医)にご相談ください。

