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そめのクリニックコラムSOMENO CLUNIC COLUMN

秋の体の不調、それって『秋バテ』かも?!

  • 健康・病気

2026.10.25

秋は、暑かった夏の気温もようやく低くなり、一日を通して涼しく過ごしやすくなります。
にもかかわらず、原因不明の体のだるさや、疲労感がなかなか抜けないなど、体調不良に悩まされることがあります。

もしかすると、それは『秋バテ』かもしれません。

特に、暑い夏から涼しい秋への季節の変わり目は、急激に気温や気圧が変化するため、夏場の疲れがどっと出て体調を崩してしまうことがあります。

※秋バテは医学的に正式な病名ではありません。

 

秋バテの背景には、夏の冷房の影響や気候の変化による「体の冷え」や、「自律神経のバランスの乱れ」があります。

■秋バテの原因
・朝晩と日中との寒暖差による体への負担
夏から秋への季節の変わり目は、朝晩はかなり涼しいのに日中は暑さが残っていて、一日の気温差が大きくなりがちです。すると、体温調節をする自律神経が激しい温度変化に適応しようと過剰に働き、バランスを崩してしまいます。

・自律神経の乱れ
夏の間、冷房環境下で長時間過ごすことも多く、体が冷え切った状態になり、血流の悪化や自律神経の働きが低下して、睡眠や胃腸の働きに影響することがあります。

・夏の疲れの蓄積
夏の暑さによる食欲低下、寝苦しさによる睡眠不足が続いて蓄積した疲労が、涼しくなった秋に一気に体調不良として現れることがあります。

■秋バテで現れやすい症状
・体のだるさや疲労感が続く
十分に寝たはずなのに疲れが抜けない、頭や体が重い、スッキリ起きられない

・消化器系のトラブル
食欲の不振、胃もたれや胸やけ、便秘や下痢などが続く

・気分の変動
何事にもやる気が出ない、集中できない、イライラする、漠然と不安になるなど気分が安定しない

■秋バテを改善する生活習慣
・温かく、栄養のバランスを考えた食事
できるだけ、冷たい飲食物は避けて、体を温める効果のある、しょうが、ねぎ、根菜類などを摂り、疲労回復を助ける、きのこ、さつまいも、鮭などを取り入れて、タンパク質、ビタミン、ミネラルを偏りなく摂取しましょう。

・軽い運動
散歩(ウォーキング)やストレッチなど、無理なく体を動かすことで、血行が促進され、自律神経のバランスを整えることにつながります。

・入浴で体を温める
シャワーでサッと済ませず、38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆっくりつかると、体の芯まで温まり、心身がリラックスします。

・十分な睡眠
就寝・起床の時間をなるべく毎日一定にし、質の良い睡眠を確保しましょう。また、起床直後に日光を浴びると、体内時計がリセットされて体のリズムが整いやすくなります。

 

強いだるさが続く、息切れや動悸がある、発熱が続くなどの場合は、別の病気が隠れている可能性もあるため、気になる症状のある方は、まずはお近くの内科医(主治医)にご相談ください。